日本ハム北山がプロ初勝利 新庄監督自ら記念球回収 「まさかこのような形で…最高です」と感激

[ 2022年4月6日 21:40 ]

パ・リーグ   日本ハム3―2ロッテ ( 2022年4月6日    札幌D )

<日・ロ(2)>9回、岡を併殺に打ち取りガッツポーズする北山(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムは6日、ロッテと本拠・札幌ドームで対戦。9回に宇佐見が左前へサヨナラ打し、3─2で勝利。新庄監督にとって初のサヨナラ勝ちで、連敗を4で止めた。9回に4番手で登板したドラフト8位の北山亘基投手(22=京産大)がプロ初勝利となった。

 
 2─2の9回。1死一、二塁のピンチを背負ったが、岡を遊ゴロ併殺に打ち取った。9回裏。北山は延長戦に備え「ベンチの後ろの方で精神統一していた。回をまたぐと言われていたので」と話した。そんな北山の目の前に飛び込んだ歓喜の瞬間。新庄監督自ら、ウイニングボールをロッテ側から回収してくれ、北山に手渡ししてくれた。

 360度、ファンに挨拶してお立ち台に上がった北山は最初、どこに目線を置いていいかわからず、インタビュアーから「こっちです、正面見て」と言われる場面も。それでも「最高です」と話すと、「まさかこのような形でプロ初勝利をさせていただくとは想像もしていなかったので、本当に今は感謝の気持ちでいっぱいです」と話した。

 北山は今季、開幕投手を務めたが、2試合目以降は救援に回った。この日が4試合目。いまだ失点していない右腕にとって忘れられない1勝となった。

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