巨人ドラ1大勢 しびれる1点差、わずか7球締め!プロ野球記録更新する7連続セーブ

[ 2022年4月6日 21:48 ]

セ・リーグ   巨人2―1広島 ( 2022年4月6日    マツダ )

<広・巨2>広島に勝利し捕手・大城(右)とグータッチする大勢 (撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 巨人のドラフト1位ルーキー右腕、大勢(本名:翁田大勢)投手(22=関西国際大)が広島戦(マツダ)で7連続セーブをマーク。78年の角三男(当時、盈男)に並ぶ球団新人最多セーブに早くも並んだ。

 先発メルセデスが粘りの7回105球1失点で試合をつくり、相手先発・床田の前に沈黙していた打線も8回に吉川が逆転2ランを放つなど緊迫のゲームとなったが、最後はわずか7球でルーキー守護神が試合を締めた。

 9回、先頭の坂倉を150キロのストレートで1球で二ゴロに仕留めると、続く会沢も150キロの力あるストレートで右飛に。ここまでわずか3球。最後は代打・宇草を4球で三振に仕留め軽くガッツポーズ。これでデビュー登板から7試合連続セーブとなり自身のプロ野球記録を更新するとともに、球団では78年の角が挙げた新人最多セーブに開幕11試合目で早くも並んだ。

 試合後、原監督は「やっぱりコンディショニングをね、しっかりと、今日の疲れは今日のうちに取るというね。そういうのがリリーバーとして非常に重要な仕事でもあるということでね。そこは日々、新たなものと対面しながら成長していってくれればいいと思います」と若き守護神のさらなる成長に期待していた。

 【大勢の7セーブ】
 3月25日 中日戦(東京D) 1回2安打0失点 MAX158キロ
 3月26日 中日戦(東京D) 1回0安打0失点 MAX153キロ
 3月29日 ヤクルト戦(神宮) 1回1安打0失点 MAX153キロ
 3月30日 ヤクルト戦(神宮) 1回0安打0失点 MAX154キロ
 4月 1日 阪神戦(東京D) 1回1安打2失点 MAX156キロ
 4月 2日 阪神戦(東京D) 1回1安打1失点 MAX155キロ
 4月 6日 広島戦(マツダ) 1回無安打0失点 MAX150キロ

続きを表示

この記事のフォト

2022年4月6日のニュース