巨人・原監督「ねえ!」「うんうん」吉川逆転2ランにご満悦「非常にいい役割を果たしてくれてはいる」

[ 2022年4月6日 21:40 ]

セ・リーグ   巨人2―1広島 ( 2022年4月6日    マツダ )

<広・巨2>試合後、ファンに手を振る吉川 (撮影・白鳥 佳樹)
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 首位の巨人は敵地での広島戦(マツダ)で吉川尚輝内野手(27)が1点を追う8回に今季1号となる2ラン。見事な逆転勝利を飾り2位・広島を突き放し首位をがっちりキープした。先発メルセデスが7回105球1失点で今季2勝目。ルーキー守護神の大勢がわずか7球で締め、自身の持つプロ野球記録を更新する初登板から7試合連続セーブを挙げた。

 試合後、原辰徳監督(63)は8回の吉川の見事な一発に「ねえ!うちは得点する部分というのはもう、あのぐらいでね。よく粘って1点に抑えたというところですね」と振り返り、先発メルセデスの1失点で耐えた粘りの投球に「いやいや、本当にそうですね。結構徳俵状態もありましたけど、本当に粘り強くね、よく投げてくれてましたね」と勝利を呼んだ投打のヒーローを称えた。

 広島先発の床田を攻めあぐね6回までわずか1安打と打線が沈黙していた中での終盤の逆転劇に「そうですね。しかもピンチヒッターと1番バッターで2点取ったというのはね、これもやっぱり大きな、チームにとっては刺激になると思いますね」とうなずいた。

 1番打者としても好調をキープしチームで大きな存在感を示している吉川の働きには「うんうん。彼はバッターとしてもね、このところ非常にいい役割を果たしてくれてはいるけれど、元々守備力という点において、今年特にキャンプからいろいろ取り組んでいたものが出てくれているのは、これは大きいですね」と攻守における27歳の貢献に目を細めた。

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