巨人・原監督「そうですね、そうですね。今日はナイスゲームです。はい」大勢快投にはさらなる進化期待

[ 2022年4月6日 22:00 ]

セ・リーグ   巨人2―1広島 ( 2022年4月6日    マツダ )

<広・巨2>最後を締めた大勢(15)を迎える原監督(中央) (撮影・奥 調)
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 首位の巨人は敵地での広島戦(マツダ)で吉川尚輝内野手(27)が1点を追う8回に今季1号となる2ラン。見事な逆転勝利を飾り2位・広島を突き放し首位をがっちりキープした。先発メルセデスが7回105球1失点で今季2勝目。ルーキー守護神の大勢がわずか7球で締め、自身の持つプロ野球記録を更新する初登板から7試合連続セーブを挙げた。

 試合後、原辰徳監督(63)は先発メルセデスが7回を1失点で耐え、逆転した後の8回を今村と鍬原の2投手を投入して無失点に抑えたことに「本当によく粘ったと思いますよ、ええ」と頷いた。

 そして9回は若き守護神・大勢がわずか7球で7セーブ目。当たっていた坂倉と会沢を3球で仕留めたことに「(相手打者が)ああやって初球からどんどん打ちに来ているというのは、やっぱりあまりいい印象を持っていないんでしょうね、ピッチャーに対してね。そういうのはどこか感じましたけど」と分析。成長を続けるルーキーの活躍に「やっぱりコンディショニングをね、しっかりと、今日の疲れは今日のうちに取るというね。そういうのがリリーバーとして非常に重要な仕事でもあるということでね。そこは日々、新たなものと対面しながら成長していってくれればいいと思います」とさらなる進化に期待した。

 仕切り直しの一戦を逆転で勝利した指揮官は、連勝が止まった後の戦いとして「そうですね、そうですね。今日はナイスゲームです。はい」と語り、4カード連続勝ち越しがかかる明日の試合へ切り替えていた。

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