巨人メルセデス 8回吉川逆転弾呼ぶ粘りの7回105球1失点 今季2勝目の権利持って降板

[ 2022年4月6日 20:20 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2022年4月6日    マツダ )

<広・巨2>6回を終え小林(左)とタッチしてベンチに戻るメルセデス (撮影・奥 調)
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 巨人の来日6年目左腕、C・C・メルセデス投手(28)が前日に連勝が6で止まったチームの仕切り直しを託され広島戦(マツダ)に先発。7回を105球1失点で降板した。

 初回を3者凡退に仕留め幸先の良いスタートを切ったメルセデス。しかし2回、先頭の4番マクブルームを左飛に打ち取った後に迎えた5番・坂倉に6球目のカーブをうまく運ばれフェンス直撃の三塁打。続く会沢に初球を右前に運ばれ初安打からの連打で先制を許した。

 3回は先制点献上を引きずることなく持ち前のテンポの良いピッチングで3者凡退斬り。4回には先頭のマクブルーム、坂倉に連打を浴び無死一、二塁のピンチを背負うも、先制打を打たれた会沢を三併打に打ち取り、2死三塁で末包を投ゴロに仕留めるとグラブを軽く叩き声を挙げた。

 5回にも2死から西川に右翼ポランコが打球処理にもたつくなか三塁打を打たれるも無失点で切り抜け、結局7回まで105球を投げ1失点と粘りの投球を見せた。

 6回までわずか1安打と沈黙していた味方打線は、8回に吉川の今季1号2ランが飛び出し逆転に成功。今季2勝目の権利を手にしてマウンドを2番手・今村に託した。

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