広島・床田 メジャー移籍目指す誠也にエール「あいつならいけるだろうなと思ってます」

[ 2021年12月1日 15:21 ]

9月21日の巨人戦で、お立ち台でポーズをとる床田寛樹(左)、鈴木誠也
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 広島の床田寛樹投手(26)が1日、広島市内の球団事務所で契約交渉し、600万円増となる3300万円で更改した(金額は推定)。交渉後の会見では、同い年でメジャー移籍を目指す鈴木誠也外野手(27)にエールを送った。

 「頑張ってほしいと思う。チーム的にはめちゃくちゃ痛いですけど、やっぱり挑戦するというのは前から聞いていたので、あいつならいけるだろうなと思ってます」

 床田が投げる日は、決まって鈴木誠が打った。自身初完封を達成した9月21日の巨人戦では、鈴木誠が決勝打を放ち、並んでお立ち台に立った。「毎回打ってくれた。来年は誠也の代わりに誰か打ってくれるだろうと」と、床田は笑いながらも“相棒”に感謝。来季は同じチームにいないかもしれないが、寂しさを隠して気持ちよくエールを送った。

 今季は2人で9月の月間MVPも同時受賞。広島勢のダブル受賞は2006年7月の黒田博樹、栗原健太以来15年ぶりだった。その際に、鈴木誠は「同級生でもあるし、同じ時期にケガをして2軍で一緒にトレーニングをやってきた。カープから2人選んでもらってうれしい」と喜びを語っていた。

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2021年12月1日のニュース