新庄ビッグボスにとって“ファンも戦力” 新規獲得のため現役時代から盛り上げに尽力

[ 2021年12月1日 05:30 ]

日本ハム「ファンフェスティバル2021」 ( 2021年11月30日    札幌D )

日本ハムのファンフェスティバルに颯爽と登場し、ポーズを決める新庄監督(撮影・高橋 茂夫)
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 【記者の目】ファンフェスティバルは元来、1年間応援してくれたファンに感謝を示す行事。かねて多くの球団が「ファン感謝デー」と銘打っていたのもそのためだ。新庄監督は現役時代から感謝を伝えるだけでなく、新たなファンを呼ぶための「勝負イベント」と位置付けていると感じる。

 日本ハム1年目の04年はステージイベントでトリを務め、当時の若手だった江尻らの私服ファッションをチェック。「素足にスニーカーは、ある意味、石田純一だね」などと軽口を交えながら、売り出し中の選手のPRに一役買い、締めのあいさつでは「沖縄キャンプにも見に来てください」と訴えた。客足が減った翌05年は新たなファンの獲得策として「一緒にご飯に行ったり、飲みたいとか、泊まりたいとかでもいい」と仰天プランを提案。実現はしなかったが、常にファンを増やすための方策を考えていた。

 選手として見せてきた幾多のスーパープレー。新庄監督は守備での球際の強さや打撃での勝負強さなど、ここぞで紙一重の違いを生むのはファンの声援や視線だと信じる。ファンも「戦力」。この日、誰よりも目立ち、盛り上げたのは、ビッグボスとして極めて重要なミッションだった。(02~06年日本ハム担当、スポーツ部野球担当デスク・大林 幹雄)

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