×

ソフトBドラ2の慶大・正木 将来は3冠王に 王会長から40発の極意学んで「1年目から新人王獲りたい」

[ 2021年12月1日 05:30 ]

ソフトバンクから2巡目指名を受けていた慶大・正木(右)は仮契約を終え山本省吾アマスカウトから帽子をかぶせてもらう (撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 ソフトバンクがドラフト2位で指名した慶大・正木智也外野手(22)が30日、都内のホテルで入団交渉に臨み、契約金7000万円、年俸1200万円で合意した。即戦力野手として期待される大学No・1スラッガーは球界屈指の右打者に成長し、令和初の3冠王を目指すと宣言。王貞治球団会長兼特別チームアドバイザー(81)から本塁打の極意を学びたいと意欲も語った。

 真新しいユニホームに袖を通した正木は目を輝かせ、「改めてプロの世界に入る自覚と活躍しないといけない責任を感じました」と身を引き締めた。

 慶応で高校通算50本塁打、慶大で東京六大学リーグ戦で10本、全国大会を含めると13本塁打を誇る右の大砲候補。プロに入っても本塁打にこだわる。大学で本塁打を放った試合でチームは全勝しており、「ホームランの力は大きいと思う。流れをチームに持ってくるもの」と話した。目指すシーズン本塁打数は40本で「将来的には3冠王を狙い、球界を代表するようなバッターになれれば」と意気込んだ。3冠王は2004年に当時ダイエーの松中信彦が獲得したのが最後。令和初のトリプルクラウンに名乗りを上げた。

 現役通算868本塁打の世界のホームラン王から極意を学ぶ。今秋から王会長に特別チームアドバイザーの肩書が加わり、選手を直接指導する機会が増えた。正木は「偉大な記録を残された方から教えていただける。自分のものにして成長したい」と語り、「ホームランの打ち方、コツを聞いてみたい」と心待ちにした。

 藤本監督は正木、ドラフト4位の野村(NTT西日本)を来春のキャンプで主力中心のA組スタートさせる方針。外野は柳田、栗原のレギュラーを明言していて、残るポジションはたった一つだ。慶大の先輩でもある柳町や上林、同じ右打者では真砂、佐藤直らが候補に挙がり、定位置争いは激しい。「偉大な先輩方に食らいついていきたい。いいところは吸収して、負けない気持ちでやっていきたい」と即戦力の期待に応えたいと意欲を語った。

 25日まで明治神宮大会に出場し、準優勝に貢献した。実戦の感覚は十分で、12月まで野球部の寮に残り、バットを振り込める環境もある。「1年目から新人王を獲りたい」。プロの世界に万全の状態で飛び込む構えだ。(福井 亮太)

 ◇正木 智也(まさき・ともや)1999年(平11)11月5日生まれ、東京都出身の22歳。小2から野球を始めて、雪谷中では世田谷西シニアに所属。慶応では高校通算50本塁打。慶大では1年春にリーグ戦デビューし、リーグ戦通算10本塁打。1メートル82、90キロ。右投げ右打ち。

 《「替え玉は最低2杯」》正木は福岡での楽しみとして「ラーメンは好きなので食べたい」と話した。さらに「替え玉は2杯は最低でもいきたいですね」と話し、笑いを誘った。ソフトバンクファンの印象についても語り、「福岡のファンの方々は愛が強い。そこに感謝しながら、結果で恩返しをしたいです」と活躍を誓った。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2021年12月1日のニュース