DeNA・牧&阪神・伊藤将 史上初月間MVPルーキー投打ダブル受賞

[ 2021年11月10日 05:30 ]

月間MVPを受賞したDeNAの新人・牧(球団提供)
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 セ、パ両リーグは9日、10、11月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表した。セの打者部門はDeNAの牧秀悟内野手(23)、投手部門は阪神の伊藤将司投手(25)。ルーキーの同月、投打ダブル受賞は史上初となった。パの投手部門はオリックス・山本由伸投手(23)がリーグ2人目となる4カ月連続受賞。打者部門は日本ハムの近藤健介外野手(28)が初受賞した。受賞者には大樹生命保険株式会社から賞金30万円などが贈られる。

 牧は19試合で打率・452と活躍。「予想していなかったので素直にうれしい。がむしゃらに取り組んだ結果です」と笑顔だった。球団新人では03年9月の村田修一以来18年ぶりで「偉大な先輩に記録でも少し追いつけているのかな」。先月6日の阪神戦からは4番に座り、15試合で・517とさらに奮闘。栗林(広島)らとの新人王争いが注目されるが「来年は打撃に加え二塁の守備でも確実性を上げたい」と話した。

 ▼阪神・伊藤将 チームも優勝が懸かっている時だったので、その中で必死に投げた結果。本当に光栄。(今季は10勝を挙げ)入団前からの目標を実現できたのはうれしい。

 ▼オリックス・山本 シーズンを完走することが目標だった。最後の1カ月までいい状態で野球をできたことにうれしさを感じる。

 ▼日本ハム・近藤 うれしいです。(これまで)調子のいい時にも獲れなかったし、僕に縁がない賞と思っていた。

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