巨人、CSファイナルは黒星発進 奥川に9三振喫してプロ初完投初完封許す

[ 2021年11月10日 20:39 ]

CSファイナルステージ第1戦   巨人0―4ヤクルト ( 2021年11月10日    神宮 )

<ヤ・巨>5回、選手交代を告げる原監督。右は見送り三振に倒れた代打・八百板 (撮影・森沢裕)
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 レギュラーシーズン3位からの“下克上”で3年連続日本シリーズ出場を目指す巨人はクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ初戦(神宮)でヤクルトに敗れ、黒星発進。優勝したヤクルトのアドバンテージ1勝を含めて0勝2敗という苦しいスタートとなった。

 巨人は先発右腕・山口が初回にサンタナの左越え2ランなどで3点先取され、4回3安打3失点で降板。7回にはこの回から登板した3番手右腕・畠が西浦、塩見に2本の二塁打を打たれて手痛い4点目を失った。打線はレギュラーシーズンで2戦2敗を喫している20歳右腕・奥川に6安打9三振に抑えられ、プロ初完投初完封勝利を許した。

 今年6月に巨人へ復帰した山口は7月7日の中日戦(東京D)で2勝目を挙げたのを最後に12戦勝ちなしの7連敗でシーズン終了。ファーストステージで2位・阪神に2連勝して勝ち上がったファイナルステージ初戦の先発投手という大役を任されたが、チームを勝利に導くことはできなかった。11日の第2戦は6日のCSファーストステージ初戦(甲子園)で阪神相手に7回2安打無失点と好投したエース菅野が中4日で先発マウンドに上がる。

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