原監督 初回3失点の山口は「ちょっとフォローはできないよね」 打線は「わかりやすい反省点が多い」

[ 2021年11月10日 21:22 ]

CSファイナルステージ第1戦   巨人0―4ヤクルト ( 2021年11月10日    神宮 )

<ヤ・巨>初回、3失点の山口(左から2人目)の奥で厳しい表情の原監督(右) (撮影・光山 貴大)
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 レギュラーシーズン3位からの“下克上”で3年連続日本シリーズ出場を目指す巨人はクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ初戦(神宮)でヤクルトに敗れ、黒星発進。優勝したヤクルトのアドバンテージ1勝を含めて0勝2敗という苦しいスタートとなった。

 巨人は先発右腕・山口が初回にサンタナの左越え2ランなどで3点先取され、4回3安打3失点で降板。7回にはこの回から登板した3番手右腕・畠が西浦、塩見に2本の二塁打を打たれて手痛い4点目を失った。打線はレギュラーシーズンで2戦2敗を喫している20歳右腕・奥川に6安打9三振に抑えられ、プロ初完投初完封勝利を許した。

 試合後、巨人・原辰徳監督(63)との一問一答は以下の通り。

 ――山口は立ち上がりが

 「そうですね」

 ――ホームランが痛かった

 「なかなかちょっとフォローはできないよね」

 ――相手の先制点の場面、風もあって難しいプレーになったのでは

 「先制点…。(敗因を)そこにするのか、よく分からない。結果的に最初の3点というのが、やっぱり大きい3点になりましたね。しかし、こっちも0点だからね。明日、逆に思い切って切り替えられるというかね。打線においてもピッチャーにおいても、という点でね。それはそれとして、明日に切り替えるということですね」

 ――3回、吉川が先頭でヒットを打った後、8、9番どちらかで走者を進めてもらえればというところは

 「もちろん、そういうものが得点に結びつかなかったということでしょうかね。1番2番3番もそうだしね。なかなかつながらなかったというところ。しかし、わかりやすい反省点が多いから。明日また切り替えて行く」

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2021年11月10日のニュース