巨人“逃した魚”は大きかった!一昨年1位入札した奥川にプロ初完投初完封許す 初対戦から3戦3敗

[ 2021年11月10日 20:59 ]

CSファイナルステージ第1戦   巨人0―4ヤクルト ( 2021年11月10日    神宮 )

<ヤ・巨>ヤクルトに完封負けを喫した原監督(右) (撮影・平嶋 理子)
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 レギュラーシーズン3位からの“下克上”で3年連続日本シリーズ出場を目指す巨人はクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ初戦(神宮)でヤクルトに敗れ、黒星発進。優勝したヤクルトのアドバンテージ1勝を含めて0勝2敗という苦しいスタートとなった。

 巨人は先発右腕・山口が初回にサンタナの左越え2ランなどで3点先取され、4回3安打3失点で降板。7回にはこの回から登板した3番手右腕・畠が西浦、塩見に2本の二塁打を打たれて手痛い4点目を失った。打線はレギュラーシーズンで2戦2敗を喫している20歳右腕・奥川に6安打9三振に抑えられ、プロ初完投初完封勝利を許した。巨人は2019年ドラフトで奥川を1位指名したが、3チーム競合の末、抽選に外れて奥川はヤクルトへ。奥川は昨年11月10日の広島戦(神宮)でプロ初登板初先発して敗戦投手になっているが、デビュー記念日に大きな1勝を刻んだ。

 【奥川の巨人戦全成績】

 ☆2021年7月13日 ヤクルト14―6巨人(東京D) 6回6安打無四球7奪三振3失点で巨人戦初登板初先発初勝利

 ☆2021年9月17日 ヤクルト8―2巨人(東京D) 7回5安打無四球1死球5奪三振1失点で巨人戦2戦2勝

 ☆2021年11月10日 ヤクルト4―0巨人(神宮) CSファイナルステージ初戦で9回6安打無四球9奪三振でプロ初完投初完封勝利

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