新庄ビッグボス 複数ポジション制導入へ!阪神時代の経験を基に「いろんなポジションを守れるように」

[ 2021年11月10日 10:16 ]

球団制定のスウェットを着用してスタンドから練習を見守る新庄監督
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 日本ハムの「ビッグボス」こと新庄剛志監督(49)が10日、沖縄・国頭秋季キャンプ視察3日目に、複数ポジション制を導入することを明らかにした。

 球場入りの服装は白色のパーカーにチェック柄のジャケット姿で登場し、報道陣に「きょうはクライマックスなので話題は控えます」とあいさつ。すぐに黒い半袖のTシャツに着替えてグラウンドに入った。鍛え上げられた二の腕を見せ、Tシャツには「CHRISTIAN ROLAND(クリスチャン ローランド)」のロゴが入っていた。その後、球団指定の青いスウェットを着用してスタンドに移動。阪神での現役時代に、もともと外野手だった自身が内野の練習をし、オマリー内野手や久慈内野手の故障などで試合出場の機会を得て、チャンスをつかんだ話をし「いろんなポジションを守れるようにね。たった9個しかないポジション、まずは守れるという幅を広げてほしい。俺も外野でずっとやってたら1軍に上がれなかった」と選手に複数のポジションを守らせることを明言した。

 これまでの2日間では若手選手たちに積極的に声を掛け、目新しい練習方法をアドバイス。「話をして、やっぱり笑顔が多い。あの時の表情がうれしい」と口にする。「僕のプレーを見た選手はそんなにいないと思う。ってことは、僕が目の前に現れたら“うわっ”となると思うんですよ。それに対して、話しやすい環境とか会話を心掛けているんですけど、意外と敬語になってしまうね」とも打ち明けていた。

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