日本高野連次期会長に宝馨氏 京大元監督で教え子に元ロッテの田中英祐ら

[ 2021年11月10日 16:45 ]

握手をかわす日本高野連の新しい会長に決まった宝馨さん(右)と退任する八田英二会長(代表撮影)
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 日本高野連は10日、令和3年度臨時評議員会ならびに第9回理事会を開催し、次期会長に宝馨氏(64)を選出した。任期は2023年5月まで。「責任の重さを考えると、身が引き締まる思い。職責を果たして参りたい」と所信表明するとともに、「せっかく打った、抑えた記録が無駄にならないようにできたらいい」と話し、サスペンデッドゲーム(継続試合)の早期導入を掲げた。

 宝氏は京大教授で、水文統計学の第一人者。81~82年と13~14年の2期にわたり京大硬式野球部の監督を務め、京大初のプロ野球選手となった元ロッテの田中英祐も指導した。前任の八田英二会長(72)は今月末で退任する。

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