阪神・小野寺 1号の裏にあった“カツオ節” 4度降格の若虎に「10日で上がるぞ」と励まし

[ 2021年9月30日 22:18 ]

セ・リーグ   阪神4-5広島 ( 2021年9月30日    甲子園 )

<神・広21>5回表前、ソロ本塁打を放ち、スタンドのファンの拍手にこたえる小野寺(撮影・坂田 高浩)
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 プロ初本塁打を放った阪神・小野寺は「チームもあまり点が入っていないという状況で僕を使うという期待してくださったので、何とか応えようと思っていた」と昇格即スタメンでの“一発回答”を喜んだ。

 「一番、抹消を味わっているので」。今季すでに4度の2軍降格を経験し、この日が5度目の昇格。ファームでは平田勝男2軍監督の言葉が励みになったという。

 「毎回、平田監督にも“10日で上がるぞ”と言われて、モチベーションを落とすことなく絶対に上がってやるぞという気持ちで2軍戦にもずっと取り組むことができた」。

 “5度目の挑戦”で1軍定着を狙う若虎は「このままレギュラー奪って、最後まで出続けて1位になることだけを考えてやっていきたい」と力強く宣言した。

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