DeNA牧が球団新人単独1位118安打 「新人王は意識している」タイトル意欲

[ 2021年9月30日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA7-5ヤクルト ( 2021年9月30日    神宮 )

<ヤ・D>今季通算118安打をマークし、球団の新人最多安打記録を更新した牧はポーズを決める(撮影・小海途 良幹)
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 DeNAのルーキー・牧が、球団史にその名を刻んだ。3―0の3回無死一塁、小川から右越え二塁打。59年に桑田武が記録した球団シーズン新人最多117安打を62年ぶりに抜く118安打で、単独1位となった。

 「打った瞬間、いい当たりだと思った。抜けてくれ、と。これからも新人記録を狙いたい」。7連敗中の三浦監督は、前日まで3番の佐野を2年ぶりに2番に据えた。牧は4月14日のヤクルト戦以来、106試合ぶりの3番。初回無死一、三塁の初打席も先制中犠飛で期待に応えた。

 広島・栗林、阪神・佐藤輝らと争う新人王争いも過熱している中で「新人王は意識している」と頼もしい。打撃戦を制した三浦監督も「毎回言っているが牧は頑張っている」と称えた。(大木 穂高)

 ≪62年ぶり記録更新≫牧(D)が今季118安打。59年桑田武の117安打を62年ぶりに抜く新人最多安打の球団新記録を達成した。プロ野球記録は56年佐々木信也(高橋)の180安打。29日現在、牧の打率は・287。DeNAの新人最高打率は大洋時代の58年に近藤和彦がマークした・270。こちらの記録更新も懸かる。

 ▼DeNA・宮崎(2回に14号ソロを放ち通算100本塁打を達成。3回には15号3ラン)いろんな方に助けてもらった100号です。

 ≪大卒→社会人出身選手では球団初!≫宮崎(D)が29日ヤクルト戦の2回に小川から今季14号を放ち通算100本塁打を達成。プロ野球304人目。初本塁打は13年6月2日の日本ハム戦で根本から。ドラフト制後、大卒で社会人出身選手の100本塁打は16年長野(巨)以来9人目。DeNAでは初めてとなった。

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2021年9月30日のニュース