ヤクルト雄平、引退発表　「特にファンの皆さんの温かい応援は力となり励みになった」

今季限りでの現役引退を表明した雄平
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　ヤクルトは29日、雄平外野手（37＝本名・高井雄平）が、今季限りで現役を引退すると発表した。10月5日に記者会見を行う。雄平は球団を通じてコメント。監督やコーチ、選手ら球団関係者への感謝を述べ、「特にファンの皆さんの温かい応援は力となり励みにもなりました。そして、最後に家族に“ありがとう”を言いたいです」と続けた。

　02年ドラフト1巡目で投手として入団し、144試合に登板して18勝。10年から野手に転向し、968試合で881安打、打率・291、66本塁打、386打点をマークし、15年はレギュラーとして優勝に貢献した。19年間を振り返り、「（15年に）サヨナラヒットで優勝を決めたことが、一番印象に残っています」と思い出を語った。引退試合やセレモニーは未定で、30日のイースタン・リーグ最終戦となる楽天戦（戸田）に出場する見込みだ。