大谷翔平　メジャー6人目「45本塁打＆25盗塁」達成！ シーズン100得点もマーク

ア・リーグ   エンゼルス―レンジャーズ （ 2021年9月29日    アーリントン ）

＜レンジャーズ・エンゼルス＞6回1死一塁、大谷は二盗を決め今季25盗塁に到達（撮影・沢田　明徳）
Photo By スポニチ

　エンゼルスの大谷翔平投手（27）は29日（日本時間30日）、敵地アーリントンでのレンジャーズ戦に「1番・DH」でスタメン出場。6回に今季25個目の盗塁を決め、メジャー6人目の「45本塁打＆25盗塁」を達成。その後、生還も果たし、日本人選手としては08年のイチロー以来13年ぶりとなるシーズン100得点をマークした。

　6回無死の第3打席で一塁内野安打で出塁し、1死後に二盗に成功した。23日（同24日）のアストロズ戦以来5試合ぶりの盗塁で、これで「25盗塁＆45本塁打」。これまでメジャーで「45本塁打＆25盗塁」を達成したのは、バリー・ボンズら5人で、大谷が6人目となった。その後、メイフィールドの中前打で生還も果たし、シーズン100得点を記録した。

　初回無死の第1打席は見逃し三振、3回無死の第2打席はニゴロで、右腕フォルタネビッチと対戦した7回無死の第4打席はニゴロだった。

　この日の試合前には、ジョー・マドン監督が大谷が今季の残り試合に登板せず、打者に専念することを明かした。日程的に中6日を空けて10月3日（同4日）の今季最終戦、敵地シアトルでのマリナーズ戦に登板可能だったが、指揮官は「翔平は日曜日（3日＝同4日）には投げない。直近2試合は強度の強い登板だった。今季130回（実際は130回1/3）を投げたことは素晴らしい。直球やスプリットも良かった。全てやることはやった」と説明。あと1勝に迫っていた自身初の2桁10勝、1918年にベーブ・ルースが記録した「2桁勝利＆2桁本塁打」の達成は来季以降に持ち越しとなった。

　大谷は前日28日（同29日）の同カードは3打数無安打1四球で、この試合までの打席成績は150試合で519打数133安打98打点、45本塁打、24盗塁で打率・256。本塁打王争いで3位につけ、47本でトップのペレス（ロイヤルズ）を3本差、2位で46本のゲレロ（ブルージェイズ）を1本差で追っている。