ブルージェイズのセミエンが44号 二塁手としての最多本塁打記録を樹立 大谷には1本差

[ 2021年9月30日 10:05 ]

ヤンキース戦の初回、コールから44号の先制2ランを放ったブルージェイズのシミエン(AP)
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 ブルージェイズのマーカス・セミエン(31)が29日に地元トロントで行われたヤンキース戦に「二番・二塁」として先発。初回に今季16勝を挙げているヤ軍先発のゲリット・コール(31)から左越えに先制の44号2ランを放った。

 この時点で1973年にデーブ・ジョンソン(当時ブレーブス、75年に巨人に入団)がマークしていた二塁手としてのシーズン最多本塁打記録(43)を46年ぶりに更新した。

 二塁手で40本以上の本塁打を放ったのは、この2人以外にはロジャース・ホーンスビー(1922年=カージナルス)とブライアン・ドージャー(2016年=ツインズ、現メッツ)の2人(ともに42本)だけ。セミエンは昨季までアスレチックスに在籍していたがそのときは主に遊撃手で、1年1800万ドル(約20億円)で入団したブルージェイズでの初年度では157試合中142試合で二塁手として先発している。

 なおセミエンの43本はア・リーグでは4位で、3位の大谷翔平(27=エンゼルス)とは1本差となった。

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2021年9月30日のニュース