中日・山井が引退発表 現役最年長投手「声援のおかげで自分の持っている以上の力が出せた」

[ 2021年9月30日 11:30 ]

中日・山井大介
Photo By スポニチ

 中日は30日、山井大介投手(43)が今季限りで現役を引退すると発表した。神戸弘陵、奈良産大、河合楽器を経て01年ドラフト6巡目で入団し20年間、中日一筋でプレーした。

 07年の日本ハムとの日本シリーズでは8回まで走者1人も出さないパーフェクト投球をし、9回を継いだ岩瀬とともにNPB史上初の継投による完全試合で日本一に貢献。13年6月28日のDeNA戦ではノーヒットノーランを達成した。

 ただ、近年は若手の台頭で登板機会が減り、白星は19年が最後で今季は1軍登板がなかった。

 山井は球団を通じ「ドラゴンズ球団、歴代の監督、コーチ、スタッフ、自分に携わってくれたすべての人に感謝しています」とコメント。「ファンの皆さんのたくさんの声援のおかげでマウンド上では自分の持っている以上の力が出せたと思います。20年間、本当にありがとうございました」と談話を出した。

 通算成績は335試合に登板し、62勝70敗20セーブ、防御率3・75。

続きを表示

2021年9月30日のニュース