中日一筋16年の藤井が引退 貴重な両打ち外野手、17年には自己最多128試合に出場

[ 2021年9月30日 05:30 ]

中日・藤井淳志外野手
Photo By スポニチ

 中日は29日、藤井淳志外野手(40)が今季限りで現役を引退すると発表した。豊橋東、筑波大、NTT西日本を経て05年大学生・社会人ドラフト3巡目で入団し、中日一筋で16年間プレー。貴重な両打ち外野手として17年には自己最多128試合に出場したが、若手の台頭もあり直近2年は1軍出場がなかった。

 通算成績は1093試合で打率・262、45本塁打、273打点。引退会見などは日程調整後、行われる見通し。藤井は球団を通じ「16年間、温かいご声援、本当にありがとうございました」とコメントした。

 ◇藤井 淳志(ふじい・あつし)1981年(昭56)5月20日生まれ、愛知県出身の40歳。豊橋東、筑波大、NTT西日本を経て、05年大学生・社会人ドラフト3巡目で中日入団。俊足と強肩を武器に新人の06年、開幕戦に2番・中堅でスタメン出場。09年には自己最多の120安打などで活躍。プロ16年間で3度のリーグ優勝と、07年には53年ぶりの日本シリーズ優勝を経験した。1メートル83、82キロ。右投げ両打ち。

続きを表示

2021年9月30日のニュース