巨人・メルセデス、6試合ぶり白星ならず 6回1失点好投も打線が大野雄の前に沈黙

[ 2021年9月30日 19:29 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2021年9月30日    バンテリンD )

<中・巨>力投するメルセデス (撮影・森沢裕)
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 巨人の来日5年目左腕、C・C・メルセデス投手(27)が中日戦(バンテリンD)に中5日で先発登板。6回6安打1失点と好投するも打線の援護に恵まれず、8月24日の広島戦(東京D)以来6試合&37日ぶりとなる今季8勝目をまたも逃した。

 初回を3者凡退で立ち上がったメルセデスは4回2死まで相手打線を無安打に抑えるなど無失点。だが、味方打線が苦手とする相手先発左腕・大野雄から毎回のように走者を出しながら得点できず、0―0のまま迎えた5回だった。先頭の福留から高橋周、木下拓と3連打されて無死満塁のピンチ。続く岡林の二ゴロが併殺崩れとなる間に三走・福留に本塁生還を許し、先制を許した。だが、なおも続いた1死一、三塁は抑えてそれ以上の失点は許さず。0―1のまま迎えた6回も1死から大島、ビシエドの連打で一、二塁とされるも福留を空振り三振、高橋周を二ゴロで失点せず、この回を投げ切って降板した。

 投球内容は6回で打者24人に対して94球を投げ、6安打1失点。5三振を奪い、与えた四球は1つだった。

 メルセデスは7回3安打1失点と好投した8月24日の広島戦(東京D)で7勝目を挙げてから試合前まで5戦連続勝ちなし。9月11日の中日戦(東京D)では3回6安打5失点で降板し、今季2敗目を喫した。18日のヤクルト戦(東京D)では前夜の試合で古川が満塁弾を浴びた塩見に2戦連発となる3ランを被弾するなど5回途中7安打5失点で降板し、2019年のシーズン自己最多に並ぶ8勝目を逃した。前回登板した24日は、優勝戦線生き残りを懸けた阪神との直接対決3連戦初戦(東京D)で初回に2点先制を許すなど3回4安打3失点で降板している。

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2021年9月30日のニュース