エンゼルスGM 大谷打者専念に「今年の躍進は十分に見てとれた」 来季は「また別のレベルに到達」と期待

[ 2021年9月30日 09:39 ]

<レンジャーズ・エンゼルス>試合前、報道陣の質問に答えるペリー・ミナシアンGM(撮影・沢田 明徳)
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 エンゼルスのペリー・ミナシアンGMが29日(日本時間30日)、米テキサス州アーリントンでのレンジャーズ戦前に、今季残り試合に登板せず打者専念が決まった大谷について言及した。

 今季の二刀流での活躍について「素晴らしい活躍だった。彼とのコミュニケーションは非常にうまくいっている。マウンドで信じられないような活躍をし、優れた投手の一人であることを証明した」と絶賛。一方で「今年の残りシーズンで見せなかればいけないことは何もない。今年の躍進は十分に見てとれた」とし、「最初の登板から最後まで成長し続けた。もっと良くなる余地も残している。今年のマウンドでの活躍は満足している。来年を見るのが待ち遠しい」と期待を寄せた。

 この日のレンジャーズ戦前に大谷と水原通訳はジョー・マドン監督と話し合い、その後にミナシアンGMと面談したという。同GMは「彼と話すことで彼の状態、どう感じているかを確認した。今年、彼がマウンドで証明することは何も残っていない。体には何も問題ない。去年はそんなに多くのイニングを投げていなかったが、今年は終盤に多くのイニングを投げた。そういうものはあるだろう」とした。

 メジャー5年目となる来季に向けては「彼に聞いてみたら、彼も投手、打者として多くのことをやり遂げたと感じていたようだ。我々も自分たちの考えを伝えた。見ていて楽しい。私は彼がまた別のレベルに到達すると思っている。彼の来年の活躍が楽しみでならない」と語った。

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2021年9月30日のニュース