広島に3連敗の阪神・矢野監督「他の優勝争いしているチームも全部苦しい」 Vの重圧を跳ね返す奮起を期待

[ 2021年9月30日 22:07 ]

セ・リーグ   阪神4-5広島 ( 2021年9月30日    甲子園 )

<神・広(21)> 試合に敗れ、力なく挨拶する矢野監督 (撮影・後藤 大輝)
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 5位の広島に痛恨の3タテを許した阪神・矢野監督は優勝争いの重圧を受け止め、ナインの奮起を求めた。

 「みんな必死にと思ってやっている。俺たちだけが苦しいわけじゃない。他の優勝争いしているチームも全部苦しい。俺らはチャレンジャーなんでね。向かっていく姿勢がより問われる。現状できることはそれしかない。みんなでより高めながら。苦しい中から、自分らでチャンスを見い出せるような戦いをしていかないと、と思います」

 中5日で投入したエースの西勇が、7回途中4失点と粘れず。4―4の8回には、不動のセットアッパーの岩崎が小園に右中間へのまさかの決勝ソロを浴びた。

 「みんな勝ちたい気持ちを持って、(岩崎)優だって円陣の時に声出ししたりとかさ。みんな必死にやっている中の、勝負にいっている中の、それは結果として受け止めなしゃあないし、うん」

 広島戦は10勝11敗となり、セ・リーグのカード別で唯一、黒星先行。下位に取りこぼしていては、悲願の優勝は望めない。

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2021年9月30日のニュース