車いすラグビー銅メダルの池崎 10・1日本ハム―西武戦でファーストピッチセレモニー

[ 2021年9月30日 12:16 ]

車いすラグビー日本代表・池崎大輔
Photo By スポニチ

 日本ハムは30日、10月1日の西武戦(札幌ドーム)で東京2020パラリンピックの車いすラグビー競技で銅メダルを獲得した、函館市出身の池崎大輔選手(43)がファーストピッチセレモニーを務めると発表した。

 池崎によるファーストピッチは、2018年8月の世界選手権で日本代表が初優勝を遂げ、池崎が最優秀選手に選ばれた際にも企画されていたが、同年9月に起こった北海道胆振東部地震により実施を予定していた試合が中止になっていた。今回は3年越しの再オファーが実り、ファーストピッチ登板が実現した。

 ◇池崎大輔 1978年1月23日生まれ、北海道函館市出身の43歳。所属=三菱商事、クラブチーム=TOKYO SUNS。6歳のとき、手足の筋力が徐々に低下していく難病「シャルコー・マリー・トゥース病」と診断される。高校時代から車いすバスケットボールを始め、29歳で車いすラグビーに転向。32歳で日本代表に選出され、鍛え上げた体幹が生み出す漕ぎ出しのスピード、巧みな車いす操作を武器に世界における日本チームの躍進に貢献。2018年の世界選手権では大会MVPに選出される。

続きを表示

2021年9月30日のニュース