ソフトB 史上初9回0―0ノーヒットノーラン達成 6投手継投リレーは史上最多

[ 2021年8月15日 16:32 ]

パ・リーグ   ソフトバンク0―0日本ハム ( 2021年8月15日    ペイペイドーム )

<ソ・日>9回を投げ終えた甲斐野(手前)は(右から)板東、松本、1人おいてスチュワート、津森ら投手陣の出迎えを受ける(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクが15日、本拠での日本ハム戦で6投手の継投による9回無安打無失点リレーを達成。9回0―0でのノーヒットノーランは史上初。継投での無安打無失点試合は17年6月14日の巨人(山口俊、マシソン、カミネロ)対ソフトバンク戦以来、史上5度目の快挙。6投手の継投(スチュワート、津森、嘉弥真、松本、板東、甲斐野)は史上最多になった。

 来日初先発となったスチュワートは5回80球、無安打零封。死四球1と許した走者は1人のみで降板。6回は津森、嘉弥真で無安打無失点。7回は松本、8回は板東、9回は甲斐野がそれぞれ1イニングを無安打無失点に封じ史上初6投手の継投によるノーヒットノーランを達成した。

 これまでプロ野球では、0―0でのノーヒットノーランは5回降雨コールドの参考記録として過去2回。ともに1リーグ時代だった37年4月8日に藤村富美男(タイガース)が大東京戦、75年6月21日に江夏豊(阪神)が広島戦で記録。9回0―0のままのノーヒットノーランは史上初の“珍事”となった。

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