明徳義塾・森松「ここまで何しに来たんや!」馬淵監督のゲキに応えてサヨナラ打!

[ 2021年8月15日 16:56 ]

第103回全国高校野球選手権 1回戦   明徳義塾3-2県岐阜商 ( 2021年8月15日    甲子園 )

<明徳義塾・県岐阜商>9回、サヨナラ適時打の森松(背番号9)を迎える明徳義塾ナイン(撮影・成瀬 徹)
Photo By スポニチ

 第103回全国高校野球選手権大会の第3日は15日、甲子園球場で1回戦が行われ、2大会連続出場の明徳義塾(高知)が9年ぶり出場の県岐阜商(岐阜)に3-2でサヨナラ勝ちして、初戦を突破した。

 試合に終止符を打ったヒーローは3年の森松だった。9回2死二塁、中越えにサヨナラの適時打。森松は「1打席目から自分のバッティングができていなかった中、馬淵監督からあの打席に入る前、『ここまで何しに来たんや!』と声をかけられて、気持ちをもう一度入れ直した」と明かす。1死一塁から2番・池辺が送りバントを成功して、サヨナラのランナーが得点圏へ。「送りバントが決まった瞬間、自分が決めるという気持ちになりました」と笑顔で振り返った。

 今春の選抜では、初戦で仙台育英に1安打完封負け。「選抜で負けた時から、甲子園の借りは甲子園で返すという気持ちでチーム全員で取り組んできた結果です」と喜びを口にした。

続きを表示

この記事のフォト

2021年8月15日のニュース