智弁学園コールド発進 2年生右腕・田辺が夏の秘密兵器 指揮官期待「力を発揮してくれたら」

[ 2021年7月16日 11:04 ]

奈良大会2回戦   智弁学園11―1西和清陵 ( 2021年7月16日    佐藤薬品スタジアム )

<智弁学園・西和清陵>智弁学園の先発・田辺は4回1失点(撮影・井垣 忠夫)
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 選抜8強の智弁学園が初戦を5回コールドで発進した。

 春季近畿大会のあとはコロナの影響で練習試合は4回だけという中、初戦先発には2年生右腕・田辺涼介が抜てきされた。選抜ではメンバーから外れ、今回が公式戦初登板。それでも1メートル78の体から角度のある球を投げ込み、4回2安打1失点、6三振を奪い、成長をアピールした。

 「まだまだ球が高いのが反省点。何とかチームに戦力として貢献できるようにレベルアップしなければ」。小坂将商監督も「ポテンシャルはある。控えめにならずに力を発揮してくれたら」と秘密兵器に期待した。

 プロ注目の左打者・前川右京も初回に右前先制打で11点のコールド勝ちを牽引。「最後の夏に全国優勝を目指す」と決意を語った。

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2021年7月16日のニュース