帰ってきたで!「8回の男」阪神・岩崎が17日ぶり復帰登板 巨人上位打線相手に余裕の零封

[ 2021年6月21日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神1ー2巨人 ( 2021年6月20日    甲子園 )

<神・巨>8回、登板する岩崎(撮影・平嶋 理子)                        
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 大きなピースが戻ってきた。巨人に負け越した3連戦の最終日。阪神・岩崎が復帰登板で示した全快投球が救いだった。劣勢登板は今季初。「8回のマウンド」に戻ってきたことに意味がある。おなじみの登場曲を背に1番からの上位打線と対峙(たいじ)した。

 先頭の松原に中前へ運ばれ、いきなり走者を背負っても落ち着いていた。ウィーラーはフルカウントから内角への140キロ直球で中飛に詰まらせた。バントに構える丸に対しては3球目をファウルさせ追い込み、外角への142キロ直球で空振り三振。最後は2死一塁で迎えた岡本和も143キロ直球で中飛に押し込んだ。

 2軍での調整登板を挟まず復帰し、3日のオリックス戦以来、実に17日ぶりの実戦で価値ある3つのアウトを奪った。

 開幕から「8回の男」を託されながら、交流戦5試合で計8失点と精彩を欠き、リフレッシュの時間をもらった。責任感の強い左腕はリーグ戦再開後の今カードに備えて動画で巨人打線を分析。不在の間、チームも貯金を増やしたこともあり「札幌、仙台で6連勝してすごい励まされた。オリンピックまでは1点もやらない気持ちで」とたぎらせた闘志を白球に込めた。

 矢野監督も「しっかり腕を振って投げられていた。ゼロで抑えたというのはこれからにつながる」と今後の奮闘に期待。今季登板後の恒例だった「0点で抑えることができて良かったです」の談話こそなかったが、ブルペンにあいていた穴は埋まった。(遠藤 礼)

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