ソフトB貧打深刻…ギータ弾でドローもわずか2安打、43イニング連続適時打なし

[ 2021年6月21日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク1―1日本ハム ( 2021年6月20日    ペイペイD )

<ソ・日>9回無死、代打・長谷川(右)が凡退しガックリのソフトバンクベンチ(撮影・岡田 丈靖)
Photo By スポニチ

 白星が遠い…。ソフトバンクは20日、日本ハムと1―1で引き分けた。1点を追う5回に柳田悠岐外野手(32)の15号ソロで同点としたが、この一発も含めて2安打と貧打は深刻なままだ。7試合勝利なしは2012年以来で、工藤政権では初。1桁安打は10試合連続で今季ワーストを更新し、43イニング適時打なしとトンネルの出口がなかなか見えない。

 1―1の9回2死走者なし。空振り三振に倒れた中村晃は思わず天を仰いだ。サヨナラの予感もなく、3人で攻撃が終了。4月1日のオリックス戦で山本の前に零封負けして以来となる2安打に終わった。

 唯一の見せ場は、5回に出た主砲の一発だった。柳田が日本ハムの先発・加藤が投じた102キロのカーブをためて振り抜くと、打球は高く舞い上がって右翼席に着弾した。15号同点ソロ。柳田は「いい反応ができた。王会長、平石打撃コーチからアドバイスを頂いたおかげでいいスイングで打つことができた」と感謝して話した。

 試合前練習でのことだった。いつもは距離を置いて見守る王貞治球団会長が「物足りん!」と貧打が続く状況に動いた。柳田に身ぶり手ぶりを交えて熱血指導。柳田自身4試合ぶりのアーチとなって成果は表れたが、これで勢いに乗れないのが打線の現状だ。

 加藤の緩急をつけた投球に苦しみ、8回まで3者凡退の回が5度もあった。43イニング連続適時打なしと打線は一向につながらない。工藤監督は「調子自体、みんな落ちている可能性もあります。どうしても甘い球を(打とうとして)選ぶ。そこは自分自身で打破していかないといけない部分じゃないですか」と消極的な姿勢に苦言を呈した。

 1桁安打は10試合連続と伸び、最下位・日本ハムを相手に本拠地3連戦で1勝も挙げられなかった。7試合白星なしは12年以来9年ぶりで、工藤政権では初の屈辱だ。「負けているわけではないですから。切り替えて強い気持ちでやっていきましょう。それしかないです」と指揮官は必死に前を向いた。22日からはロッテ、楽天とのロード6連戦。工藤監督は「勇気を持って振ることが凄く大事だと思う」と打線に奮起を促した。

続きを表示

「始球式」特集記事

「稲葉篤紀」特集記事

2021年6月21日のニュース