ダルビッシュ 6回途中2失点 日米通算170勝 打っても2安打 打球速度172キロ

[ 2021年6月4日 14:36 ]

ナ・リーグ   パドレス4―3メッツ ( 2021年6月4日    サンディエゴ )

先発したダルビッシュ
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 パドレスのダルビッシュ有投手(34)が3日(日本時間4日)、本拠地サンディエゴでのメッツ戦に今季12度目となる先発で登板した。5回1/3を4安打安打2失点で、チームは4-3でメッツの猛追を振り切り、連敗を4でストップ。ダルビッシュは日米通算170勝(日本93勝、MLB77勝)に到達した。現役投手では松坂大輔(現西武)に並び3位タイとなる。

 初回からカットボール、ツーシームを駆使して三者凡退で立ち上がると、2回に四球で走者を出した以外は完璧な投球。3回に4番・タティスが先制2ラン。援護をもらい、3、4回と難なく三者凡退に抑えて4回まで無安打と快投した。5回2死から連打されたが、後続を斬って無失点とした。6回1死から2ランを浴び、四球で2死一塁と走者を残して降板した。

 ダルビッシュは6回、リンドーに中前打を許した際、左膝を上げて止める動作を2度繰り返したあとに投げるなど、投球フォームがしっくり来ていなかった様子だった。

 一方、 打撃でも2回にメッツ先発ウォーカーの直球を痛烈な左前打。打球速度107マイル(約172キロ)は5回まで両軍合わせて、一番速い打球で、パドレスファンの「ユーコール」を浴びた。4回にもバットを短く持って右翼線二塁打でチャンスを広げ、3点目追加につなげた。

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