ヤクルト・石川「僕にとっても家族にとっても…一番思いがある一勝」 大卒初の20年連続勝利への思い

[ 2021年6月4日 20:48 ]

交流戦   ヤクルト10ー1西武 ( 2021年6月4日    神宮 )

<ヤ・西>今季初勝利の石川(左)はつば九郎と笑顔でガッツポーズ(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトは5回途中降雨コールドで西武を10―1と下し、連敗を2で止めた。先発の石川雅規投手(41)は5回3安打1失点の“完投”で今季初白星。大卒初の入団から20年連続勝利、球団記録更新となる41歳4カ月での白星を手にし「僕にとっても家族にとっても大きな一勝」と喜んだ。

 石川は今季オープン戦で結果を残せず開幕は2軍スタート。4月16日の阪神戦で今季初先発し5回2失点と好投したが、大卒投手初の20年連続勝利はお預けとなった。それでも2軍戦では7試合に登板し、防御率0・32の安定感を誇り“満を持しての”1軍再昇格で今季初勝利。試合後「開幕ローテに入ることができずに、ファームでいろいろなことを考え、試行錯誤をしながら。今日の一勝は、一番思いがある一勝なのかなと思います」とコメント。

 「家族、妻と2人の息子が一番のファン。僕にとっても家族にとっても大きな一勝だと思います」と家族に感謝しつつ、プロ20年目の快挙を振り返った。

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