投打の柱が活躍した1勝にオリ・中嶋監督の舌も滑らか「連勝?もちろんでございますよ」

[ 2021年6月4日 22:35 ]

交流戦   オリックス2ー1中日 ( 2021年6月4日    バンテリンD )

<中・オ(1)>7回1死二塁、根尾の一ゴロで、セーフと判定されリクエストを要求し成功するオリックス・中嶋監督(撮影・椎名 航)

 初回の2点を守り切り、最少得点差での勝利。中嶋聡監督(52)は「欲を言えば(初回、2点先行後の)ノーアウト満塁からですね。もう少し、しっかり(点が)取れたかなという感もあるが、向こうもエースなので、そこのところはしっかりとやってくる」と穏やかな表情で振り返った。

 初回無死満塁から杉本の左前2点打で先制。打線は中日投手陣に4回から6イニングをパーフェクトに封じられたが、先発・山本が7回4安打1失点と好投し、ヒギンス、平野佳のリレーで守り切った。盤石の投球で5勝目を挙げた山本に「まだ本当に、全開にボールを操っている感じではないのかな…。ただレベルの高いところの話なので」と絶大な信頼感を口にした。

 連勝で借金は2。3カード連続で初戦をモノにし、交流戦6勝は中日と並んで最多となった。「その次(2戦目)もしっかりと取って行かないと、意味のないことになってしまう。持っているものを全部出していかないと。守るのも、打つのも、もちろんそう」と気持ちを引き締める。3連勝となれば、今季2度目。さらなる連勝が欲しいところ?の問いに「そら、もう。そりゃ、もちろんでございますよ」と笑顔で会見を締めくくった。

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2021年6月4日のニュース