巨人・吉川「後ろにつなぐ気持ちで」初回先制打 10試合連続安打、交流戦の打率4割超もおごりなし

[ 2021年6月4日 21:40 ]

交流戦   巨人6―0日本ハム ( 2021年6月4日    東京D )

<巨・日1>初回1死二塁、池田(左)から先制の右前適時打を放つ吉川(撮影・木村 揚輔)
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 巨人の吉川尚輝内野手(26)が日本ハム戦(東京D)の初回に先制打を放ち、10試合連続安打をマーク。チームの6―0での勝利に貢献した。

 「3番・二塁」で先発出場。0―0で迎えた初回、1死から右翼線二塁打で出塁したウィーラーを走者に置いた第1打席で日本ハム先発右腕・池田のフォークを右前に運び、ウィーラーを先制のホームへと迎え入れた。チームはこの回、さらにスモークの左越え二塁打でもう1点。7回に代打・亀井の中犠飛と重信の右越え2号2ランで3点を加えると、8回にはスモークにも右越え7号ソロが飛び出しての完勝だった。

 試合後、好救援の大江、重信と3人が呼ばれたお立ち台にいの一番に上がった吉川は「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」とし、フルカウントからの6球目フォークを右前に打ち返した場面について「いいところに飛んでくれたので。CC(メルセデス)もいいピッチングしてたんで先制点になって良かったです」と声を弾ませた。

 2番・ウィーラー、4番・岡本和に挟まれた3番打者としての役目については「僕は後ろにつなぐ気持ちでずっと打席に入っているので、それを変えずに今後もしっかりやっていきたいなと思っています」とキッパリ。10試合連続安打で交流戦の打率は4割を超えるが「1試合1試合全力でプレーするだけだと思うので、しっかりあす以降もしっかりやっていきたいなと思います」と最後までしっかりとした口調だった。

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2021年6月4日のニュース