オリ・由伸　貫禄の7回1失点で5勝目　交流戦首位の中日を敵地で撃破し、借金は2

交流戦   オリックス2ー1中日 （ 2021年6月4日    バンテリンD ）

＜中・オ（1）＞4回2死三塁、阿部を空振り三振に仕留め、吠えるオリックス・山本（撮影・椎名　航）

　オリックスが交流戦首位の中日を破り、連勝で借金を2とした。

　鮮やかな速攻で、昨季の沢村賞投手を攻略した。初回、連打と四球で無死満塁とすると4番・杉本が左前に先制2点打。その後、なおも無死満塁の好機は逸したが、試合の主導権を握った。

　援護を受けた先発・山本はテンポよく回を重ねた。初回2死二、三塁、高橋周を153キロ直球で遊ゴロに仕留めてピンチを脱出。2―0の6回2死から福田にソロ本塁打を浴びたが、7回4安打1失点で5勝目を挙げた。