5月度バッテリー賞投票開始!広島・森下―坂倉、西武・松本―森ら候補入り

[ 2021年6月4日 17:00 ]

5月度最優秀バッテリー賞に輝くのは?ファン投票開始!
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 スポーツ動画配信サービスのDAZN(ダゾーン)は4日、プロ野球5月度を対象とした「月間最優秀バッテリー賞」候補者のセ・パ各3組、合計6バッテリーを発表した。本賞は、DAZN公式ツイッター(@DAZN_JPN)上で行われるファン投票によって決定する。

 月間賞の選考委員は、セ・リーグは多村仁志さん、パ・リーグは中村紀洋さんが担当。5月度は、4月26日~5月24日までの期間を対象に、各3組を選出した。

 <セ・リーグ候補>

 ◆柳裕也投手―木下拓哉捕手(中日)
 3・4月度最優秀バッテリー受賞の柳―木下が連続ノミネート。柳は期間中3試合22回を投げて29奪三振、防御率1.64をマーク。5月9日の広島戦では緩急自在の投球で今季3度目の零封勝ちを収め、投手の柱としての存在感をアピールした。木下は5月13日阪神戦で4号ソロなど期間中に2本塁打、6打点を記録。扇だけでなく打線の要としてもチームを支えた。

 ◆青柳晃洋投手―梅野隆太郎捕手 (阪神)
 雨天中止が球団最多タイとなった“雨柳さん”こと青柳。登板日のスライドで調整が難しい中でも、期間中3試合19回を投げ、16奪三振、防御率1.89と安定感が光った。梅野の得点圏打率.519(5月24日まで)はセ・リーグ断トツのトップ。打撃面でも扇の要としても、虎の精神的な支柱としての役割を担っている。

 ◆森下暢仁投手―坂倉将吾捕手 (広島)
 昨年の新人王投手・森下は開幕から先発ローテーションを守り、「2年目のジ ンクス」を物ともせぬ活躍が光る。期間中3試合22回を投げ24奪三振、防御率は 1.64。4月28日のDeNA戦では8回3安打1失点の好投をみせ、打っても適時打を放つなど“二刀流”も披露した。坂倉は期間中の打率.375と“打てる捕手”としての存在感をアピールした。

 <パ・リーグ候補>

 ◆松本航投手―森友哉捕手 (西武)
 2018年ドラ1でプロ3年目の松本は、5月8日のソフトバンク戦から3試合連続の勝利を飾った。期間中4試合26.2回を投げて防御率0.68。持ち味の直球のほか変化球にも磨きをかけ、獅子のエースへと存在感を示した。森は捕手としてリード面に加えて、期間中打率.296、2本塁打、8打点と打撃でもチームに貢献した。

 ◆マルティネス投手―甲斐拓也捕手(ソフトバンク)
 今季ソフトバンク入りしたマルティネスが期間中3勝とチームを首位浮上に導いた(5月22日時点)。4試合25回を投げて防御率は1.44。多彩な球種と安定した制球力が魅力の右腕は、甲斐とのバッテリーで常勝軍団の救世主としての頭角を現した。新戦力の快投を生んだ甲斐は、期間中打率.232、1本塁打、10打点と粘り強く投手陣を支えた。

 ◆則本昂大投手―太田光捕手(楽天)
 則本は期間中4試合27回を投げ、パ最多の29奪三振をマークした。5月12日の西武戦では今季初の2桁となる10三振を奪い、三振を多く奪う則本本来のスタイルが再び輝きだした。太田は開幕から正捕手を務め、首位争いをするチームの扇の要として着実に経験値を上げている。

 スポーツニッポン新聞社が制定する「2020プロ野球最優秀バッテリー賞 powered by DAZN」は、昨シーズンから「月間賞」を新設。毎月候補バッテリーを選出し、DAZN公式ツイッターのユーザー投票数でセ・パ両リーグの「最優秀月間バッテリー賞」を発表している。月間賞に輝いたバッテリーには、それぞれにDAZN視聴券6カ月分が贈呈される。なお、投票参加者には抽選で特製モバイルバッテリーをプレゼントするキャンペーンも行われている。

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