日米通算170勝達成のダルビッシュ 大坂なおみ気遣う「我慢してやっていたと思う。すごく大変なこと」

[ 2021年6月4日 16:20 ]

ナ・リーグ   パドレス4―3メッツ ( 2021年6月4日    サンディエゴ )

先発したダルビッシュ
Photo By AP

 パドレスのダルビッシュ有投手(34)が3日(日本時間4日)、本拠地サンディエゴでのメッツ戦に今季12度目となる先発で登板した。5回1/3を4安打安打2失点で、チームは4-3でメッツの猛追を振り切り、連敗を4でストップ。ダルビッシュは日米通算170勝(日本93勝、MLB77勝)に到達した。現役投手では松坂大輔(現西武)に並び3位タイとなった。

 試合後、ダルビッシュは、テニスの大坂なおみ(23=日清食品)が全仏オープンの会見を拒否し、棄権したことについて発言した。

 「アスリートは普通にプレーしているから、健康だと思われるかもしれないが、表で見せている顔と、家に帰った時の顔は僕らは変わる」とし、「鬱だから、精神的におかしいから、ここに来ませんとなると他の人にも迷惑をかける。だから来ないといけないし、仕事をしないといけない。家族のためにも働かないといけない。それを我慢して大坂選手もやっていたと思う。すごく大変なこと」と、気遣った。

続きを表示

この記事のフォト

2021年6月4日のニュース