日本ハム・木田コーチ、明石家さんまに鎌ケ谷の専用シートプレゼント「いつでも見に来て」

[ 2021年5月14日 05:30 ]

木田ファーム総合兼投手コーチ(左)が「鎌スタ☆シーズンシート」を購入し、明石家さんま(右)専用シートとしてプレゼント
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日本ハムの2軍本拠・鎌ケ谷スタジアムに、お笑いタレントの明石家さんま(65)の専用シートが誕生した。親交のある木田ファーム総合兼投手コーチが自らシーズンシートを購入。「さんま師匠には、いつでも鎌スタに見に来てほしい」とホームの三塁側ベンチを見渡せる一塁側の座席をプレゼントした。球団は今後専用シートに目印を入れる計画もあり、同球場の新名物となりそうだ。

 さんまは17年ドラフトで清宮の抽選役だった当時GM補佐の木田コーチに「左手で引け」と助言を送り、7球団競合の末に交渉権獲得に成功した。同年オフにファンクラブに入会して「名誉師匠」の肩書を持ち、18年10月には札幌ドームを初訪問。試合前には木田コーチとのトークでファンを盛り上げた。木田コーチはプレゼントした理由について「師匠が見に来てくれれば、若手選手にとっても大きな励みになると思う」と説明した。

 球団では新型コロナウイルスの感染者が続出し、チーム編成が困難になったとして2軍戦が中止となっていたが、鎌ケ谷スタジアムでのイースタン・リーグ公式戦は、きょう14日の西武戦から再開される。「師匠からパワーをもらいながらファームの選手たちが一人でも多く、1軍の戦力となって羽ばたいていけるよう、これからも精いっぱい頑張っていきます」と木田コーチ。コロナ下で制限こそあるものの、観戦が実現すれば現在は2軍で汗を流す清宮ら選手を激励する機会もあるかもしれない。(東尾 洋樹)

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2021年5月14日のニュース