若鯉躍動!広島・小園「チームのために」1安打3打点 先発・高橋昂「動じずに投げ切る」今季2勝目

[ 2021年5月14日 22:10 ]

セ・リーグ   広島9ー2DeNA ( 2021年5月14日    マツダ )

<広・D>ヒーローインタビューを終えポーズをとる高橋昂(左)と小園

 広島は若い力が躍動し、DeNAに9-2で勝利。ここまで2試合連続無得点と元気のない打線に活力を与えたのは3年目の小園だった。2回無死二、三塁のチャンスで打席に立つと持ち前の積極性を発揮。DeNAの先発・ロメロが投じた初球のチェンジアップを捉えて先制タイムリー。これがチームにとって22イニングぶりの得点となった。

 小園は「ゴロを打つっていう気持ちで入って抜けてくれて良かった」と振り返った。また「(打席では)後ろにつなぐという意識とチームのためにという気持ちでやってます」と、7回に犠飛、8回に押し出し四球を選び3打点の活躍に笑顔を見せた。

 マウンドに上がったのは5年目左腕の高橋昂。「とにかくカード頭なので、試合を作るという気持ちでマウンドに上がった」との言葉通り、初回、2回と無失点に抑えてリズムをつくった。3点の先制をもらった直後の3回に2失点してしまったが「点差があっても、動じずに投げ切ることを意識した」と4、5、6回とDeNA打線を寄せ付けなかった。

 6回2失点の好投で今季2勝目。本拠地での勝利は18年6月28日の巨人戦以来となった高橋昂は「まだまだこれからが勝負なので、気を引き締めて次の試合に臨んでいきたい」と気を引き締めた。

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