阪神ドラ5村上プロ入り後初の甲子園で自己最長6回無失点と好投 16年春のセンバツ優勝右腕

[ 2021年5月14日 14:17 ]

ウエスタン・リーグ   阪神―広島 ( 2021年5月14日    甲子園 )

<阪神2軍 神・広> 5回、ぴしゃりと抑え、笑顔の村上 (撮影・平嶋 理子)
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 阪神のドラフト5位・村上はプロ入り後初となる甲子園での先発で再三ピンチを招きながらも自己最長の6回を4安打無失点と粘りの投球を披露した。

 2回は2本の安打で2死一、三塁のピンチを招いたが、持丸をチェンジアップで空振り三振に抑え、切り抜けた。4回も1死から四球と連打で1死満塁としたが、矢野を空振り三振とし、続く持丸も高め直球で空振り三振に仕留めて踏ん張った。中盤の5回は3者凡退に抑えると、6回もテンポよくアウトを重ね、相手に得点は許さなかった。

 前回4日の同中日戦は4回7安打4失点で黒星を喫したが、中9日で臨んだこの日は序盤からスコアボードに0を並べた。智弁学園時代の16年春のセンバツでは優勝を経験したが、その思い出の聖地で躍動した。

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2021年5月14日のニュース