駒大1部残留 エース福山優希が2失点完投 全12試合登板1311球熱投実った

[ 2021年5月14日 12:10 ]

東都大学野球・最終週最終日   駒大11―2東洋大 ( 2021年5月14日    神宮 )

<駒大・東洋大>駒大先発・福山(撮影・村上 大輔)
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 1部残留が決まっても、表情は変わらなかった。エース右腕の福山優希(3年・八戸学院光星)は「残留はしましたけど、始まる前はここが目標ではなかった。秋もまた(1部で)できるので、そこに向かってやっていく」と口元を引き締めた。

 全12試合に登板し、11試合が先発で5完投。球数は計1311球を投じた。疲れを残さないために、ブルペン投球の代わりにシャドーピッチングをこなすなど、練習中の球数を減らす工夫で長丁場を乗り切った。

 今季のテーマは「右打者のインコース」。福山は「監督さんと話をして“右のインコースに投げられるようにしていこう”と。(最終週の)東洋との2試合はそれができたので良かった」と振り返った。この日は3回までに5安打2失点も、4回以降は一人の走者も許さず、107球を投げきった。最後の打者となった東洋大の4番・小口仁太郎(3年・智弁学園)からは、内角に143キロ直球を投じ、空振り三振を奪った。

 主将の新田旬希(4年・呉)は「ピンチでも抑えてくれるので頼もしい。福山に任せておけば大丈夫という思いだった」と力投に感謝した。大倉孝一監督は「とりあえずホッとしています。(福山は)ずっと安定していたし、いつ投げてもゲームをつくれる。たくさんの経験をしたので、これを秋につなげてくれれば」と、残留の立役者をねぎらった。(川島 毅洋)

 ◇福山 優希(ふくやま・ゆうき)2000年(平12)6月23日、青森県生まれの20歳。小3から野球を始める。市川中では八戸東シニアに所属。八戸学院光星では1年秋からベンチ入りし、3年夏に甲子園出場。駒大では1年春にリーグ戦デビュー。1メートル76、70キロ。右投げ右打ち。

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