今季最多13残塁の中日・与田監督「チャンスをものにできていれば」 不振ガーバーの起用法にも言及

[ 2021年5月14日 21:41 ]

セ・リーグ   中日1-4ヤクルト ( 2021年5月14日    バンテリンD )

<中・ヤ(6)>9回無死、ガーバーの打球が打ち上がり、打球を見上げる与田監督(中央)(撮影・椎名 航)
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 中日は10安打を放ちながら、1点止まり。今季最多に並ぶ13残塁と拙攻のオンパレードで敗れた。

 与田監督は試合後、「いろんなチャンスをものにできていれば、こんなゲームになっていない」と敗戦の弁を述べた。

 2回から8回まで7イニング連続で得点圏に走者を進めながら、本塁が遠く「2桁打ったけど、あと1本。最近、そういう言葉がちょっと多いかな」と自虐気味に振り返るしかなかった。

 その上で「とにかく1本出るまで。皆で乗り越えていくしかない」とし「打順を変えてみたり、メンバーを変えてみたりとか、当然考えていかないといけない」と15日以降のスタメンを変える方策も示唆した。

 打線で特に深刻なのが不振のガーバーだ。3回は1死一、二塁の好機で3球三振。相手先発・金久保が負傷降板し、急きょマウンドに上がった今野を攻めるどころか、落ち着かせるような空振りの連続に指揮官も「相手が苦しい状況でしっかり、こっちが優位に立っていかないといけないところ」と指摘した。

 5回無死一塁も梅野の直球に空振り三振。7回は先頭で中前打を放ったものの、未だ打率は・159と低空飛行が続く。チーム状況が苦しいだけに新助っ人が日本野球へ適応する時間を待つほどの余裕も残っていない。

 今後の起用について与田監督は「結果がすべて。しっかりと判断していかないと。1、2軍のコーチと話し合いをしていきながら、1番良い方法は何かと。結果を出さないと色々、言われる世界」と2軍降格についても含みを持たせた。

 チャンスをつぶし続けた証拠が今季最多タイの13残塁。それでも指揮官は「春の悪い状態だと安打すら出なかった。その状態から(相手を)おびやかす1歩手前まできた」と打線が少しずつ上向きであるとした。

 「のんきなことを言っているつもりはない。安打数が増えてプラスになっていることが出てきた。そこからどうするか。勝つためにはそういうところ。抑えるにも打つにもあと1歩」と与田監督。乗り越えなければならないあと1歩はまだまだ遠く、高くにありそうだ。

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