レッズ・秋山「この1本がなければ、この先が全く見えない状態だった」11打席目の初安打

[ 2021年5月14日 14:40 ]

ロッキーズ戦に途中出場したレッズ秋山(AP)
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 レッズの秋山翔吾外野手(33)が今季の初安打を放った。13日(日本時間14日)、デンバーでのロッキーズ戦に途中出場、3回の第1打席はロッキーズ先発右腕ゴンザレスの86マイル(約138キロ)の内角スライダーを打ってニゴロ、6回の第2打席もゴンザレスの84マイル(約135キロ)の外角チェンジアップに三ゴロと抑えられていたが、2番手左腕ギルブレスに代わった8回第3打席に2―2から92マイル(約148キロ)の内角カッターを左前にライナーで打ち返した。左太腿裏痛から復帰後5試合(先発は1試合)で計8打数無安打だったが、6試合目11打席目に待望の初安打、ブランディーノの右前適時打で初得点もあげた。9回第4打席は5番手左腕ボーデンの92マイルの直球を打って一塁ゴロだった。

 試合後の一問一答は以下の通り。

 ――時々しか出番がないのは、調整が難しいのでは。
 「今のうちの外野陣を見れば仕方がない。それでも毎日一打席ずつ立たせてもらって、早く1本をと思っていた。今日途中から行って、打席がある中で修正していけるものだなと感じた。一本出て良かった」

 ――8回に8点を奪って追い上げた。
 「僕がヒットを打ったときは8点差があった。ああやって打線がつながっていくのがレッズの今年の強み。やられっぱなしで終わらなかったのは明日以降、それぞれがいろんな気持ちを持ってやれる」

 ――11打席目のヒット。ここまでの気持ちは。
 「スタメンで出ていれば3試合目、3日で出た計算になる。それなら考える時間は2日でいいけど、1打席でも立って結果が出ない日が続くと、長く感じた。1打席だと修正が難しいですね。練習でやっていたことをそのまま出すしかない。今日は3打席以上回ってきて、立った時の見え方とか、その時に感じたことがあって修正できた。2打席目、3打席目と立てるありがたみを感じました。でもこれで安心することはないです」

 ――3打席目が左投手だったことで、フォームで開かないとか、逆方向に打とうとか、意識ができて、それが良かったのか。
 「僕の場合は左投手でも右投手でも、反対方向に打つのが理想的で、数字が伸びると思っている。左だからと意識したわけではない。1、2ニ打席目のやられ方がまずくて、大きく自分の中で感覚を変えた中で、たまたま左投手だった。でも左投手だったから、より意識できたのかもしれない。技術的なところは、もうちょっとヒットが積み重なったり、内容の良い打席がつながらないと、今この場で喋っても浅い話になってしまう」

 ――センゼル外野手の怪我で、明日もスタメンかもしれない。貪欲に行く心構えか。
 「そうですね。今日1本も打てなかったら、当分スタメンのチャンスはなかった。ネークインが休みの形になっていたので、明日はわからないですけど、今日4タコだったら、天秤にもかからないと思う。だからこの一本でほっとすることもないが、この1本がなければ、この先が全く見えない状態だった。チームにすると、このままいていいのかと思うようなこと。踏みとどまったという言葉が近いかも」

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