ソフトB・石川 3連勝中の北海道で燃える理由「頑張る原動力になっている」

[ 2021年5月14日 05:30 ]

キャッチボールする石川(撮影・岡田 丈靖) 
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 9戦連続で先発投手に白星が付かないソフトバンクの危機的状況を、札幌ドームで無双を誇る石川が止める。同球場では17年4月の初登板から7戦無敗。先発で2勝、中継ぎ1勝と3連勝中だ。北海道での登板で、燃える理由があった。

 「おばあちゃんが北海道なので。そういう思いは少しというか、だいぶあるかも。北海道で頑張る姿を見せるというのは、親戚の人たちに姿を見せるという、頑張る原動力になっている」

 父方の祖母が北海道江別市在住。昨季の1勝目を挙げたのも7月1日の札幌ドーム。ウイニングボールを渡しに江別に行った。そこから快進撃し、投手2冠につなげた。祖父は石川の育成選手時代に亡くなったが祖母は17年、18年と、車いすで来場。孫の登板を楽しみに観戦を続けてきたという。

 “おばあちゃん孝行”は結果に出続けている。札幌ドームで初先発となった17年8月31日には、当時日本ハムに在籍していた現エンゼルス・大谷との投げ合いを制した。「最近はコロナなので来られてないが、負けたらあれですけど、原動力になっているのは確か」とテレビ観戦予定の祖母に好投を誓う。

 前回西武戦では2被弾。今季7戦で5被弾も気になるところだが「ゼロ被弾は、広いからですかね」と札幌では被本塁打ゼロというのも心強い。

 対日本ハム戦も16試合を投げて6勝1敗。唯一の黒星は18年7月9日の東京ドーム。都内品川区出身右腕は「東京ドームは自分の中で凱旋みたいな感覚で投げて、見に来ている人がたくさんいる中で勝てなかった。日本ハム戦にいいイメージはない」とネガティブだがデータは正反対。黒星以降は3連勝中だ。

 チームは5カード連続で初戦を取れていない。石川も開幕戦以来の白星を欲しがっている。「チームの士気に関わってくる。欲しがる姿というところも必要かな」。13日のペイペイドームでの投手練習では一、二塁間で相手を座らせて高速テンポで投球練習を続けるなど準備万端。現状打破へ石川が“白星の恋人”となる。

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