エンゼルス・大谷 4戦連続安打、また苦手左腕攻略「打撃もやってきた」

[ 2021年3月10日 02:30 ]

オープン戦   エンゼルス9ー10ブルワーズ ( 2021年3月8日    メリーベール )

<エンゼルス・ブルワーズ>4回、左前打を放つエンゼルス・大谷
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 勢いが止まらない。エンゼルスの大谷がブルワーズ戦に「3番・DH」で出場し、4試合連続安打をマークした。4回無死、救援左腕スーターのツーシームを左前に運んだ。

 2試合続けて左腕から安打をマークしたことに価値がある。過去3年間は対右投手の打率が・280に対し、対左は同・240。相手先発が左腕の試合ではベンチに甘んじることもあったが、好結果が続けば、ジョー・マドン監督を悩ませることになりそうだ。

 大谷は例年、春先はスロースタートだが「ブルペンも例年より早く入っていたし、打撃もライブBP(投手相手の打撃練習)をやってきた」と早めに仕上げた成果が出ている。5回にオープン戦12打席目で初三振。三振数の少なさもこれまでと大きな違いだ。

 「投手・大谷」は中7日を空けて13日(日本時間14日)に2度目のマウンドに立ち、3、4イニングを投げる予定。現状では敵地ホワイトソックス戦か自軍相手の紅白戦か未定だが、今季開幕4連戦のホ軍戦となれば絶好の予行演習となる。(笹田幸嗣通信員)

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