虎党も仰天!?阪神・佐藤輝が「十八番」通天閣打法で驚きの三塁内野安打!

[ 2021年3月10日 13:47 ]

オープン戦 阪神ー広島 ( 2021年3月10日    甲子園球場 )

<神・広>2回2死、佐藤輝の放った打球を追う矢野(撮影・奥 調)
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 本拠地・甲子園でのオープン戦2試合目。ルーキー佐藤輝が、またしても“驚打”を見せた。2試合連続で6番に座り、この日は三塁でスタメン出場した。注目の第1打席はカウント1―1からの3球目をフルスイング。打球は三塁頭上に高々と上がり、ファウルゾーンで構えた矢野が、風に戻された打球に届かず、三塁内野安打となった。2月28日のヤクルト戦(浦添)でも左翼フライを二塁打にする通天閣打法を披露したばかり。テレビ解説の亀山つとむ氏(本紙評論家)も「相当スピンが効いているから、あの当たりになる」と関心しきりだった。

 9日の甲子園デビューでは初回2死一、二塁からの初打席で、右前適時打。「最後に浮いてきたボールを逃さずに捉えることができた」と持ち前の集中力を同一リーグ相手に発揮した。「集中していたので覚えていないですが、そうやって声援して頂いたのはすごくうれしかった」とスタンドの拍手を胸に刻んだ。球団新人では02年3月12日のロッテ戦で浅井良が放って以来の甲子園初打席初タイムリーだった。初の対外試合だった2月9日の日本ハム戦の右越え2ラン、オープン戦初戦の5日・ソフトバンク戦の石川からの左翼への一発と、節目の試合で結果を残し続ける「千両役者」ぶりを発揮している。

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2021年3月10日のニュース