日本ハム・上沢 骨折した因縁の横浜スタジアムで6回無失点「マウンドに立てば何とも思わなかった」

[ 2021年3月10日 18:34 ]

オープン戦   DeNA―日本ハム ( 2021年3月10日    横浜 )

< D・日(2) >6回を終えベンチに戻る上沢。右手薬指は血でにじむ(撮影・西川祐介)
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 開幕投手を務める日本ハム・上沢が、DeNA戦に先発して6回6安打無失点、5奪三振と万全の仕上がりぶりをアピールした。。

 横浜スタジアムでの登板は、19年6月18日のDeNA戦でソトの打球を左膝に受けて骨折してからは初めてで、631日ぶり。初回のマウンドに上がった際は戦闘モードに入っていたため、悪夢が蘇ることはなく「思い出すかなと思ったけど、マウンドに立てば何とも思わなかった。久しぶりだなという感じはしたけど、それだけ」と平常心で臨んだ。

 そしてDeNA打線を寄せつけず、今春の実戦4試合計17回を投げ、いまだ無失点。2年ぶり2度目の開幕戦登板に向けて順調に調整を続ける右腕は「序盤は真っすぐの走りが良く、調子自体は悪くなかったと思います。ただ、無駄なフォアボールが多く、球数が増えてしまったことが反省点です。自分で試したいことは試せたので、あとは開幕に向けて3者凡退のイニングを増やすことなど、課題をひとつひとつクリアしていきたいです」と振り返った。

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2021年3月10日のニュース