広島、困った…昨季19Sのフランスアが右膝手術で開幕絶望 ドラ1栗林らが守護神の代役候補

[ 2021年3月10日 12:52 ]

広島・フランスア
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 広島は10日、ヘロニモ・フランスア投手(27)が前日9日に広島市内の病院で「右膝内側半月板部分切除」を受けたと発表した。抑えの筆頭候補が開幕絶望的となった。

 フランスアは昨季19セーブを挙げて、今季の抑え最有力だった。来日に備えて現地1月5日に受けたPCR検査で新型コロナ感染が判明。完治を確認して同25日に来日し、2週間の広島県内の自宅待機と出遅れ、2月11日から日南2軍キャンプに合流。今春の実戦登板はなかった。

 守護神の開幕不在で、代役探しが急務となる。チームは、9回に起用する投手を日替わりで入れ替える「抑えテスト」を実施してきた。候補は、昨季勝ち継投に入った塹江、ケムナに加えて、新人の栗林(トヨタ自動車)、大道(八戸学院大)の4人。佐々岡監督は、開幕守護神について「最後の最後まで競争」と言及しており、引き続きオープン戦で適性を見極めると見られる。

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