巨人・坂本が孤軍奮闘3安打 最終回にソフトB育成左腕・大関を攻め立て同点で何とかドロー

[ 2021年3月10日 20:47 ]

オープン戦   巨人1ー1ソフトバンク ( 2021年3月10日    ペイペイD )

<ソ・巨>9回無死、左越え二塁打を放つ坂本(撮影・岡田 丈靖)
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 巨人は10日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)で1―1で引き分けた。過去2年連続で4連敗を喫している日本シリーズやオープン戦も含め、19年6月から12連敗しているソフトバンク相手に勝ち切ることはできなかった。

 巨人は先発の今村が打たせて取る投球で5回3安打2奪三振無失点の好投を見せた。2番手の高梨は先頭の川島に左前打、中村晃に四球を与え無死一、二塁のピンチ。長谷川をボテボテの一ゴロに仕留めるも走者はそれぞれ進塁し1死二、三塁。続く栗原の二ゴロの間に先制点を許したが最少失点で切り抜けた。3番手の大竹、4番手の中川、5番手の高木が無失点に抑えた。

 打線は7回まで安打は坂本の2本だけ。また4回から7回まで3者凡退と元気がなかった。0-1の8回からマウンドに上がった4番手の津森に対して、2死から梶谷が二塁打を放ちチャンスメーク。続く松原が左前打も左翼の真砂が前進守備からの好返球で梶谷は三塁でストップ。しかし、松原が送球の間に二塁を狙いタッチアウトとなり好機を逸した。

 それでも最終回に5番手の大関から、先頭の坂本がこの日3安打目となる2本目の二塁打を放ち、続く岡本も左中間を破る二塁打で同点に追いついた。なおも無死二塁の好機だったが後が続かず逆転をすることはできなかった。

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2021年3月10日のニュース