明治安田生命・森井 今月限り退任の成島監督へ感謝の1勝

[ 2021年3月10日 05:30 ]

第75回JABA東京スポニチ大会第1日 予選リーグCブロック   明治安田生命2―1日本新薬 ( 2021年3月9日    神宮 )

<明治安田生命・日本新薬>6回2死、日本新薬・福永を抑え笑顔でベンチに引き揚げる森井(撮影・河野 光希)
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 ベテランもルーキーも関係ない。明治安田生命ナインが3月限りで退任する成島広男監督(64)に花道をと一丸になった。

 同点の6回2死一、二塁から左前へ決勝打を放った29歳の大野が胸を張った。「少しでも長く監督と試合がしたい。その気持ちだけです」。昨年12月末に右膝半月板の除去手術。2カ月のリハビリを経て今季の実戦初打席も執念で振り抜いた。

 日大から入社1年目で「就職先のなかった僕を監督が獲ってくれた」と感謝する森井は6回から3回無失点で社会人初勝利。東都2部で1勝もできなかった男が恩人のために腕を振った。

 4月からはOBの岡村健二氏(46)が新監督に就任する。今月末の東京都企業大会がラスト采配となる成島監督は「いろいろな思いはありますが、選手の気持ちは伝わってきます」と感謝した。

 ▼日本新薬・松村聡監督 やはりミスした方(4回に2失策)が負ける。いい勉強になりました。

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